たぶん、「結婚したい」ってより、「家族がほしい」んだとおもう。

昼も夜も働くアラサー女子が、仕事・恋愛・結婚について語ります。

ナンパと婚活は、とても似ていると思うんです。

電車の中で待ち合わせ先のカフェを調べようとしていたら、興味深いブログ記事があったのでつい開いて読みふけってしまったのでした。

 


新宿・渋谷・池袋のすぐにセックスできる飲食店のまとめ - くろねこ日記

 

タイトルそのまま、ナンパ師にとって実用的なエントリ。

ナンパする/される予定はないけれど、飲食店の紹介の切り口のひとつとして興味深い記事でした。

 

筆者のくろねこ (id:qloneko)さんは、元ナンパ師で、過去にはナンパ指南記事やナンパ講師もされていた方。

丁寧な語り口で綴られるナンパ情報エントリや、彼自身の恋愛考察はとても読みやすく、以前から密やかにチェックしていました。

過去に話題になったいくつかのナンパ関連エントリよりも、ナンパ師をやめた宣言後の考察が個人的にはとても興味深く、ぐっとくるものがあります。

 

そんなくろねこさんのブログを読んでいて、ふと、気がついたのです。

ナンパと、婚活は、とても似ているということに。


ナンパは、一夜限りの関係性や恋愛相手を求めるもの。

婚活は、生活を共にするパートナーを求めるもの。

どちらも目的が明確で、それに関したノウハウやサービスは世の中に溢れています。

 

ナンパや婚活をするメリットは、お互いの目的が明確だからです。

ナンパや婚活のデメリットは、継続した関係性には不向きな出会い方であること、でしょう。

 

ナンパ師の最期 - くろねこ日記

や、その中で触れられていた

宮台真司『愛のキャラバン』を読んで、ナンパを批判したり恋愛を語ったりしてみる - 文人商売

というエントリでは、ナンパやナンパ業界の刹那感について書かれていました。

ナンパでは、深い関係性になりにくい。その場限りを楽しむには向いている。

それは「ナンパ」という言葉のイメージからとても当たり前のことのように、感じられました。

でもふと、婚活に目を向けてみると、長期的な関係性を望んでいるのに、ナンパとさして変わらない低い成婚率。

婚活業界の成婚率は、10%程度です。(参照:婚活業界の”不都合な真実” なぜ婚活の成功率はこんなに低いのか - ライブドアニュース

先述のエントリでは、ナンパは十人に声をかけて一人から反応があればいい、なんてあったんで、それと打率は似たようなものですね。


婚活には、ユニークな婚活パーティーやスマホで簡単にマッチングできるサービスが、たくさんあります。

男女比の偏りはあるものの、行動して誰かに出会うことは、とても簡単。

知り合ってお互いの連絡先交換する、というマッチング率でいえば五分五分で実現できます。

(各種パーティでうたわれるマッチング率の話で、実体験でいくと八割以上のパーティでマッチングは可能でした)


こんなにも、男女の出会いのセッティングはシステム化されているのに、そこから先の関係性継続フォローは、とても弱いことが、低い成婚率の原因。

もちろん、腕のいい相談所やアドバイザーに当たれば成婚するのでしょうけれど。


出会った先の関係性づくりはサービスから離れて本人に委ねられている、婚活。

それが今までうまく育めなかったから婚活をしているのに、というもどかしさを感じます。

職場や趣味といった繋がりのない出会いから、関係性を維持して構築するなんて、三十年近くそれが出来なかった人間にとってはハードルの高い芸当です。


ナンパも婚活も出会いの一つ。

出会うまでは簡単。行動すればいいだけ。

でもその先は?


長期的な関係性を育成しにくい環境下で、お互いのニーズと偶然のみで発生する関係性。

ナンパは、それでもいいでしょう。

でも、婚活は?


ナンパは刹那の瞬間を切り取ればいいけれど、婚活は生活の積み重ね、人生に寄り添う相手を求めて活動しているもの。

出会った先のもうひと工夫、そもそも出会い方の精査から、考えなければなりません。

ただ出会うだけでなく、関係性を構築する婚活はどうやったら?

…この課題をクリアする方法が見つけられたら、結婚できるんでしょうね。

そして、一人一人の人生によって違うものだから、ノウハウ化できないものになるんでしょう。


だから、「すぐにプロポーズされる飲食店のまとめ」なんてエントリは、書けないんだろうなぁ。

…なんて、電車に揺られて考えながら、私の結婚はまだ遠そうだな、とも感じているのでした。


引き続き、成婚までの間、お付き合いくださいませ。

広告を非表示にする